大学時代だからこそ本を読もう

大学は結局「応用化学科」に入学した。

理由は、「化学が一番おもしろそうだったから」と「就職に有利だから」

大学時代は、ほとんど本を読まなかったのだが、大学3年生の時は、強制的に読むことになる。

化学実験のレポートを書く際に、根拠となる理論を調べるために図書館に行って、

参考文献を読み漁っていた。

読み漁る、といっても同級生が同じ実験をしているので、必要な本はいつも貸出中となっている。

自分の住んでいる地元の図書館でようやく見つけた時にはホッとしたことを覚えている。

大学4年生の時は、自分の研究やゼミに必要な論文を探すために、ケミカル・アブストラクツ(ケミアブ)なる

辞書のようなものから資料を見つけていたので、本との関わりはなく、図書館はあまり楽しいところでは

なかった記憶がある。

今思うと、楽しく化学を学べればよかったな、とは思うが、なにせ、「単位を落とさないこと」「留年しないこと」に

重きをおいていたので、楽しめるはずもなかった。

当時、こんな本を読んでいたら、変わっていたかもしれない。

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