【FPが解説】株式投資の3つの基本指標 ― EPS・営業利益率・配当利回りの見方

📘

こんにちは。
社労士試験合格を目指しながら、FP(ファイナンシャルプランナー)としても活動中の「みやび」です。

この「社労士事務所開業への道」では、資格取得や開業準備の情報に加え、将来の資産形成に役立つ株式投資の基礎知識もお届けしています。

今回は、EPS(1株あたり純利益)営業利益率配当利回りと配当性向について解説します。

📈 EPS(1株あたり純利益)とは?

💡 EPSで分かること
EPS(Earnings Per Share)は、「1株あたりの利益」を示す指標です。

  • 計算式:当期純利益 ÷ 発行済株式数
  • 高いほど企業の収益性が高い
  • 増加傾向なら企業の成長性が見込まれる

📌 FPみやびの視点
EPSは企業の“実力”を測る物差し。安定して成長しているかを見るには、過去3~5年の推移を確認するのがおすすめ。
一時的な要因で高EPSとなっていないかにも注意が必要です。

💼 営業利益率とは?

💡 営業利益率で分かること
営業利益率は、「売上に対してどれだけ本業で稼げているか」の指標です。

  • 計算式:営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)
  • 目安:5%以上で安定、10%以上なら優秀

📌 FPみやびの視点
本業でしっかり利益を出せているかは重要なポイント。
営業利益率が毎年バラついていないか、5%以上をキープできているかをチェックしています。

💰 配当利回り・配当性向とは?

🪙 配当利回りとは?
株価に対してどれだけ配当金がもらえるかの割合です。

  • 計算式:1株あたり配当金 ÷ 株価 × 100(%)
  • 一般的な目安は3%以上

📌 FPみやびの基準:3.75%以上を注目ラインに!
私は配当利回りが3.75%以上あるかを1つの目安としています。
利回りが高くても、業績が不安定な企業だと減配の可能性もあるため、配当の安定性も合わせてチェックしています。

🧾 配当性向とは?
利益のうち何%を配当に回しているかを示す指標です。

  • 計算式:配当金総額 ÷ 純利益 × 100(%)
  • 目安:30〜50%が健全ライン

📌 FPみやびの視点
配当性向が極端に高いと、無理な配当の可能性もあります。
増配傾向にある企業は、株主還元姿勢が強く、長期投資に向いていることが多いです。

📝 まとめ|数字を“組み合わせて”見るのが大切

指標名チェックポイント
EPS安定して増益しているか?
営業利益率本業で稼げているか?
配当利回り3.75%以上あるか?
配当性向無理のない範囲か?長期的に続きそうか?

これらの指標はセットで見ることが大切です。1つだけでは判断できないことも多いため、
数字の裏側や過去の推移にも目を向けましょう。

✅ 最後に一言

投資は“数字との対話”。
企業の価値を正しく読み解き、自分に合ったスタイルで、長期でじっくり育てるのが私の投資スタンスです。


事業運営にも役立つ「数字を見る力」を、これからも一緒に磨いていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。