📊【FPが解説】高配当株投資に役立つ3つの基本指標|PER・PBR・ROE

こんにちは。ファイナンシャルプランナー(FP)としても活動している「みやび」です。


今回は、私が高配当株投資で実際に重視している3つの基本指標「PER・PBR・ROE」について、FP目線でわかりやすく解説していきます。

✅ PER(株価収益率)

PERは、「株価が1株あたり純利益の何倍で取引されているか」を示す指標です。企業の利益と現在の株価のバランスを見る際に使われます。

  • 計算式:PER = 株価 ÷ EPS(1株あたり純利益)
  • 目安:15倍以下 → 割安、20倍以上 → 成長期待が織り込まれている

💡 PERで分かること:
利益から見た「株価の割安性」や市場の期待度を測ることができます。

👉 PERは「割安感」だけで判断せず、他の指標とあわせて総合的に判断することが大切です。

✅ PBR(株価純資産倍率)

PBRは、「株価が1株あたり純資産(BPS)の何倍か」を示す指標で、資産価値に対する株価の割安性を見るために用います。

  • 計算式:PBR = 株価 ÷ BPS(1株あたり純資産)
  • 目安:1倍未満 → 資産価値に対して割安

💡 PBRで分かること:
純資産から見た株価の割安性。企業の「安全性」や「解散価値」の指標にもなります。

👉 ただし、PBRが低い=必ず割安とは限らないため、業績や市場の見方、将来性も併せて確認しましょう。

✅ ROE(自己資本利益率)

ROEは、「自己資本を使ってどれだけ利益を生み出しているか」を示す指標です。企業の「稼ぐ力」や経営効率を評価するために使われます。

  • 計算式:ROE = 純利益 ÷ 自己資本 × 100
  • 目安:10%以上 → 高収益企業の可能性あり

💡 ROEで分かること:
企業の自己資本に対する利益効率。高いほど「効率的な経営」をしていると判断できます。

📌 注意点:
赤字が続き、自己資本が減った企業が一時的に高い利益を出した場合、ROEが高くなっても経営が健全とは限りません。

👉 ROEは、PER・PBRと一緒に見ることでより正確な投資判断が可能です。

🧭 まとめ|知っておきたいPER・PBR・ROE

  • PER:利益から見た株価の評価(同業他社比較が重要)
  • PBR:資産から見た割安性(1倍以下なら注目)
  • ROE:自己資本の運用効率(10%以上で優良目安)

次回も、ひきつづき、高配当株投資で重要な指標について解説していきます!

どうぞお楽しみに!

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