こんにちは。「社労士事務所開業への道」ブログ管理人のみやびです。
「社労士試験での判例の勉強方法がわからない」「おすすめの判例集・テキストを知りたい」というご相談をいただくことがあります。社労士試験では判例問題の対策が必須で、とくに労働基準法や労働一般(労働に関する一般常識)では毎年必ず判例が出題されるため、得点源にも落とし穴にもなり得る重要テーマです。
特に注意したいのは、択一式だけでなく、選択式でも判例問題が頻出している点です。選択式では、労働基準法・労働一般のいずれも5問中2問程度が判例に関連する出題となっており、対策の有無が得点差に直結します。
この記事では、社労士試験対策としておすすめの判例集、そして効率的に合格レベルへ到達するための学習方法を解説します。「どの判例集を買えばいいか迷っている」「自分に合うテキストが知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
◆ 社会保険労務士試験対策におすすめの判例集
判例問題に対応するためには、今お使いの基本テキストにあわせて、判例集(テキスト)を併用することが非常に効果的です。過去問や模試を解いていると、「基本テキストにその判例の説明が載っていない」「結論だけ書かれていて判例の流れがつかみにくい」といった場面が多くあります。
そのため、判例を体系的かつ効率よく学べる判例集を1冊持っておくことを強くおすすめします。具体的には、次のような特徴をもつテキストが理想です。
- 頻出の判例が整理されている
- 理解を促す図解やまとめがある
- 判例の事案・争点・結論が簡潔に説明されている
ここでは、数ある判例集の中から、特に社労士試験対策として評価が高いものをご紹介します。
① 2026年版 社労士 労基・安衛・一般常識・判例ズバッと解法
掲載判例は120件。頻出の判例に絞って効率よく学べる構成になっており、短時間で判例知識を底上げしたい方に最適な1冊です。
読者レビューでは次のような声が多い印象です。
社労士試験の重要科目である労働基準法、安衛法、一般常識、判例を効率よく学べるガイド。特に判例の相関図がわかりやすく、理解が深まりました。
本書の大きな特徴は、軸となるキーワードと関連ワードを図形チャートでまとめている点で、判例の理解がスムーズになります。
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※2026年版は近日発売予定
次回は、残りのおすすめ判例集2冊をご紹介します。判例対策を万全にして、合格へ一歩近づきましょう。
