こんにちは、ブログ「社労士事務所開業への道」を運営しているみやびです。
私は現在、令和7年度の社会保険労務士試験に向けて4回目の挑戦をしています。
この記事では、これまでの3回の試験で実際に使った講座や教材について、選んだ理由・使ってみた感想・良かった点や反省点などを率直にご紹介します。
📗 第1回目:ユーキャン(通信講座)
- 選んだ理由:
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格取得時に利用して良かった経験があり、費用も約8万円と比較的安価だったため。 - 良かった点:
テキストが簡素で取り組みやすい。 - 感じた課題:
初学者には理解が難しい内容も多く、模試で出題の意図や該当箇所が分からないことが多かった。
テキストのどこをどう活用すればよいか掴みにくかった。
📘 第2回目:TAC(通学)総合本科生
- 選んだ理由:
テキスト内容を深く理解したくて。通信ではペース管理が難しかったので、通学による強制力に期待した。
費用は10万円以上と高額だったが、自己投資として決断。 - 良かった点:
授業ペースが時間割通りで安心感があり、テキスト理解が格段に深まった。 - 感じた課題:
演習・模試の復習時間が足りず、優先順位をつけた学習ができなかった。
直前期に確認していない問題が本試験に出て、対応しきれなかった。
📙 第3回目:スタディング(通信)
- 選んだ理由:
前回のTACで全体の概要が理解できていたため、苦手分野に絞って学習したいと思った。
費用は約5万円と非常に安価で、AIが苦手を抽出し重点的に取り組める点に惹かれた。 - 良かった点:
動画講義が非常に分かりやすい。時間の節約になり、生活に合った学習スタイルが可能だった。 - 感じた課題:
演習問題が本試験レベルとはややズレがあると感じた。本番の方が難しいと感じる印象だった。
📝 令和7年度は再びTACへ|上級演習本科生(通信)
今回(4回目)は、自分に最も合っていたと感じたTACに戻りました。
- 講座: 上級演習本科生(通信)
- テキスト:
「合格テキスト」は、条文→ポイント→詳細の順で構成されており、
選択式対策にも非常に有効です。法律の条文をそのまま出題する問題が多いので、この構成が本番に役立ちます。 - 演習(答練):
出題傾向をふまえた内容で、本番に近い演習ができる点が非常に心強いです。 - 模試も含まれている:
費用対効果が高く、直前期のシミュレーションにも最適です。 - 通信にした理由:
通学時間が不要で、自分の生活リズムに合わせて学習できるから。
※補足:
初心者の方には、TACのような「条文ベース」のテキストよりも、図やまとめが多いテキストの方が理解しやすいかもしれません。私自身は2年目に通学して初めて理解が深まりました。
📢 最後に
講座選びは人それぞれですが、「安いから」「有名だから」ではなく、自分の学習スタイルと相性が良いかが大切です。
この記事が、これから社労士試験に挑戦する方の参考になれば嬉しいです。
次回は、本番に向けてのスケジュールを立てたので公開する予定です。
一緒に頑張って、令和7年度の合格をつかみましょう!